【犬の出産レポ】祖母犬のしつけが完璧すぎた!犬社会に学ぶ、子育てとルールの話
こんにちは!
リラトレトレーナーの前田です!
先日、妻の実家でおめでたい出来事がありました。
リビングに入った瞬間、お義母さんに思わず「おめでとうございます!」と声をかけてしまったほど。
四つ子の仔犬が誕生したんです!😆
事前のエコーでは「3匹くらいかな?」なんて言われていたんですが、
ふたを開けてみれば元気な4匹。
いやーめでたい。
犬って一度に1〜12匹くらい産むこともあるらしくて、その生命力にはただ驚いてしまいます🐕⤴️
しかも今回の出産。
ちょっと特別だったのが、「祖母犬・母犬・仔犬」の三世代が同じ屋根の下で暮らすという、
なかなか珍しいシチュエーション。
せっかくなので、この貴重な日々を記録に残さねば!と、
犬好き目線の成長レポート、お届けします!
前回のお話はこちら!
▶︎【淡路島】「噛むたびに幸せ」は本当にあった。淡路ビーフのハンバーグ定食がすごかった!
小さな命のはじまり。母犬の本能にグッときた。
生まれたばかりの仔犬たちは、まだ目も開いておらず、毛も短くてツルツル。
そんな小さな体で、嗅覚だけを頼りにお母さんのお乳を探して必死にもぞもぞと動きます。
その様子を見守る母犬の姿に、いきなり心を打たれました🥹
僕が「かわいいな〜」と覗き込もうとした瞬間、母犬がスッと体を寄せて、
仔犬たちを隠すように守るんです。
誰に教わったわけでもないのに、ちゃんと本能で我が子を守ろうとする。
その姿に、思わず“親ってすごいな”。
としみじみ。
犬の妊娠期間は約2ヶ月ちょっと。
人間に比べたらほんの短期間ですが、その間にしっかりと母性が育っているんですね。
すくすく成長!目が開き、離乳食が始まり
そんな小さな命も、日々ぐんぐん成長していきます:.。..。.:*・*・゜゚・*・*:.。. .。.:
【生後2週間】目が、開いた!
閉じていた目がうっすらと開き、ぼんやりと世界が見え始めます。
きょうだいや母犬の動きを追いかけるようになり、それぞれちょっとずつ個性も出てきました。
【生後3〜4週間】離乳食デビュー!と、つまみ食い犯の登場!?
歯が生え始め、よちよち歩きも安定してきた頃。いよいよ離乳食がスタート。
ふやかしたフードをお皿に入れると、みんな夢中で顔を突っ込みます。
口の周りをベッタベタにしながら食べる姿は、もうたまらない可愛さ。
…と思って見ていたら、どこからともなく現れた祖母犬が、仔犬たちのごはんをペロリ!
四つ子の仔犬たちは「え?」って顔でポカン。
でも当の祖母犬は「ちょっと味見してあげただけよ」とでも言いたげな涼しい顔。
孫のおやつをつまんじゃうおばあちゃんみたいで、思わず家族みんなで笑ってしまいました。
【生後4〜8週間】犬社会のルールを学ぶ
歩き方がしっかりしてくると、今度はきょうだい同士でじゃれ合う時間がぐっと増えます。
この遊びこそが、仔犬にとって最初の社会勉強。
• しつこく甘噛みすると、相手に嫌がられること。
• うなり声を出したり、しっぽを振ったりして気持ちを伝える練習。
• 先輩である祖母犬や母犬との、適切な距離感。
そうやって、遊びの中で「甘噛みの加減」や「相手の反応」を学び、犬社会のルールを体で覚えていくんですね😊
叱る、でも怒らない。祖母犬の「しつけ」が発動!
ある日、きょうだいで遊んでいた仔犬の1匹がだんだんヒートアップ。
最初は甘噛みだったのが、次第に本気モードに…。
僕らが「ちょっとやりすぎじゃない?」と見ていたそのとき。
静かに寝ていた祖母犬が、スッと立ち上がったんです。
やんちゃな仔犬は、今度は祖母犬にターゲット変更。 遠慮なく耳や足にカプカプと噛みつき始めました。
すると――
① 「ワンッ!!」
短く鋭い一声で、まずは警告。
② カプッ(寸止め)
仔犬は「ビクッ」と体を縮めて止まりましたが、まだ遊び足りないのか前足でアピール。
すると祖母犬は、今度は軽く噛むふり。「それ以上はダメ」と伝えます。
③ 「きゃん!!」
その気迫に驚いた仔犬は、尻もちをついて固まってしまいました。
④ ペロッ…(フォロー)
驚いた仔犬に、祖母犬がそっと寄り添い、顔をひと舐め。まるで「でも大丈夫、ちゃんと見てるよ」と安心させるような仕草。
⑤ そして何事もなかったかのように、また静かに寝そべる祖母犬。
この一連の流れ、わずか数十秒。
完璧でした。
祖母犬の愛にいきなり感動した話、関係の結び直しまでが一連の流れ
一連の流れを見て、僕は「すごぃ…」と声が漏れました。
祖母犬のしつけ、驚くほど理にかなっていると思いませんか・・・?
- 吠える(警告):「それはやりすぎだよ」と、一線を越えたことを伝える。
- 噛むふり(教育):「本気で噛んだらこれだけ痛いよ」と、力加減を教える。
- 舐める(フォロー):「でも、大切な存在だよ」と、愛情を伝えて安心させる。
ただ力で抑えつけるんじゃなく、「警告」して「教育」し、最後に必ず「フォロー」で締めくくる。
これって、人間社会の子育てや後輩指導にも通じる、すごく大切なことじゃないか?なんて、深く考えさせられました。
仔犬たちはこうして、「しつこいと嫌われる」「加減しないと怒られる」「でも自分は受け入れられている」――
そんな絶妙な距離感を体感しながら、少しずつ社会性を身につけていくんですね。
ほんの数日で、世界が広がっていく様子をそばで見て
最初は毛も短くて目も開いていなかった仔犬たちが、日に日にたくましく、賢くなっていく。
その成長を間近で見られるのは、本当に貴重で、幸せな経験だと感じます!
これからも四つ子の仔犬たちがどんなふうに世界を広げていくのか。
一人の犬好きとして、じっくり見守っていきたいと思います。
前田 啓人 : ライター(リラトレトレーナー)
東京都中野区生まれ。理学療法士。
2013年に国家資格の理学療法士免許取得後、病院(急性期、回復期、療養、訪問)、デイサービス、訪問看護ステーションで10年臨床経験を重ね、2023年4月にリラトレ トレーナーとしてリラトレを開業。
3月にタイ現地にて政府認定タイ式マッサージのインストラクターの資格を取得。
2024年より整形外科クリニック勤務。4月大学院(保健医療学修士課程)入学。
野球と筋肉が好きなオタク。
リラトレで出来ること
① お話を伺って、病院受診が必要かどうかのご提案が出来ます。
② 痛めた直後の場合、痛めた箇所の周りの箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所への負担を楽に出来ます。
③ 痛めてからしばらく経っている場合、痛めた箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所そのものを楽に出来ます。
④ なぜその場所を痛めたのか、間接的な原因を探り、その原因へのアプローチをすることが出来ます。
⑤ ご自身で行える対処方法のご提案が出来ます。
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お体についてお悩みの方、ぜひお待ちしております。
宜しくお願いします。
リラトレトレーナー 前田 啓人