【北欧新婚旅行記】スウェーデン・ストックホルムで出会った、洗練された暮らしと温かい心
スウェーデン・ストックホルムで出会った、洗練された暮らしと温かい心
こんにちは！
リラトレトレーナーの前田です！
2022年8月、私たちは新婚旅行でロンドン🇬🇧、ストックホルム🇸🇪、オスロ🇳🇴を訪問しました。
どの街もかけがえのない経験となり、私たちの人生観を変えてくれました！😆
今回は、洗練された暮らしと 街の人の温かな心を感じたストックホルムでの旅についてご紹介します。
駅ナカのスーパーで北欧の物価にびっくり！
午前中にロンドンを出発し、飛行機に揺られて数時間。
ついに2カ国目のスウェーデンに到着しました。
アーランダ空港からまず向かったのは、ストックホルム中央駅地下にあるスーパー『COOPコープ』。
物価高な北欧ですが、少しでも節約するためにも、低価格のスーパーの利用をします！
日本ではあまり見かけない食材の調達に、テンションが上がりますね。
スウェーデンで展開しているスーパーマーケットは主にCOOP、ICA、Hemköp、Lidl、Willysの５つが挙げられます。その中でもCOOPはプライベートブランドもあり、高品質のものが多い反面、価格設定は高めだそうです(笑)
手引きカートがオシャレで、すでに北欧の洗練された雰囲気を感じられますね😎
日本ではあまり見かけないけれどスウェーデンではよくあるもの。
まずは「野菜・果物売り場のスケール（はかり）」。
買いたい品物をスケールに乗せて、
その野菜や果物に表示されている番号を押すと、重さに応じた値段のシールがぺっと印刷されます。
好きなものを1つずつ買えるのでとても便利です！
続いては、美味しいパンたち。
まずは、シナモンロール！ふわふわの生地にシナモンの香りが広がって、まさに至福の一品。
そして、ライ麦などが入った茶色いパンもおすすめです。
健康志向の方には嬉しい、グルテンフリーのパンも充実していました。
スウェーデンのスーパーでの買い物は、日本とはひと味違う楽しみがありますね。
バナナや果物が30クローナ（約450円）、500mlのミネラルウォーターが8クローナ（約270円）と、日本の2倍程度の物価にびっくり！さすが北欧、高いなぁ💦
でも、この物価差が旅のワクワク感をさらに高めてくれるんですよね！
ストックホルムの公共交通機関には、SLカードを購入！
ストックホルムでは、市内交通（バス、地下鉄、通勤電車、トラムなど）をSLという会社が一括して運営しています。この『SLカード』がとても便利なんです！
例えば、75分間有効なシングルチケット（一回券）もありますが、短期・長期滞在者向けのチケット（24時間、72時間、1週間、1か月、3か月、1年間）などがあるので、用途に合わせて購入可能です。
これらのチケットは、駅の窓口やコンビニで購入できます。私たちは72時間チケットが欲しかったので、ストックホルム中央駅地下の駅窓口へ行って購入しました。
ここで一つ面白いエピソードを。駅窓口でチケットを買おうとしたとき、イケメンのお兄さん駅員さんが対応してくれたんですが、スマホを片手に持ちながら顔も上げずに接客してくれました…！
日本の丁寧な接客とはちょっと違うけれど、これもまたスウェーデンらしい大らかさかなと思いました。
地下鉄の駅は洞窟のようなデザインで、壁画イラストが描かれていて、まるでアート鑑賞をしているよう✨
スウェーデンといえば、やっぱりミートボール！
交通カードを手に入れたところで、ストックホルム地下鉄中央駅（T-Centralen）からグリーンラインに乗って、セーデルマルム島エリアへ。
ストックホルムは大小合わせて14の島からなる都市で、電車を降りて少し歩くと、その美しい島々の様子がよくわかります。
青い空と青い海が寄り添うような風景が広がり、本当に素敵です✨
さて、お腹が空いたところで夕食タイムです。
スウェーデンといえば、やっぱりミートボール！
ということで、ネットで見つけたミートボール専門店『Meatballs for the People（ミートボール フォー ザ ピープル）』へ行ってきました。
このお店は手頃な価格で美味しいミートボールが楽しめると評判です。
お肉の種類も豊富で、牛肉、豚肉、合挽肉、鶏肉、イノシシ、さらにはシカ（ローユール、Rådjur）、そしてスウェーデンらしいトナカイ（レーン、Ren）やムース（エリイ、Älg）まで選べます。
スウェーデンのお肉と言っても当然ながらピンと来ないのですが、私はスタンダードに合挽肉ミートボールを注文しました。
ミートボールはクリーミーなマッシュポテトとリンゴンベリーのソースを絡めて食べると、食感と甘酸っぱさのハーモニーが絶妙に美味しくて驚きです！
さらに、自家製リンゴンベリーのジュースと一緒に楽しむと、その美味しさが一層引き立ちます🍴
福祉先進国スウェーデン、人々の優しさと社会のあり方
地下鉄では、若い方が体の不自由な方の荷物を持って階段を昇るのを手助けする光景を目にしました。
スウェーデンは医療と福祉が発達しており、障害を持つ国民に対してスポーツカーのようなデザインの電動車椅子が貸与されるという驚き！
街の至る所でスポーツカーのような電動車椅子が走っています。
体の不自由な方が自立して外出できるよう、周りの人が進んでサポートする姿は、地域包括社会の理想形ではないでしょうか。
参考URL ① https://www.socialstyrelsen.se/
参考URL ② https://www.p-supply.co.jp/topics/index.php?act=detail&type=1&id=119
宮崎駿監督も愛したストックホルム市庁舎
翌日は、映画『魔女の宅急便』の舞台に似た景色を実際に見られるストックホルム市庁舎を訪れました。
ついつい主題歌の『やさしさに包まれたなら』を口ずさみたくなります。
トラムを降りた瞬間から、多様性を象徴するレインボーフラッグが描かれた横断歩道を前に、
ジェンダー平等、ダイバーシティ実現への意識など、堂々たるスウェーデンの価値観に感銘を受けました️🏳️🌈
ストックホルム 市庁舎はリッダーフィヨルド（入江）に面しており、足先だけ海に浸かれるユニークな構造。
私は海水に浸かかって遊んでいたのですが、隣にいた学生から話しかけられました。
駅まで一緒に歩いて行こうと言ってくれた学生に対して、私は隠キャで置物のように言葉が出ない状況に…。
そんな時、頼りになるのが私の妻です😳
妻はこれまでに世界を旅してきた経験が豊富で、代わりに英語で話を聞いてくれました。
こういう時、本当に妻がいてくれて良かったと感じます。
彼女はギャップイヤーを利用してスウェーデンを旅している学生で、なんと私達夫婦を同世代の学生と思ったそう♬🕶
ギャップイヤーとは、大学入学前か大学在学中に1年間の人生経験を積む制度とのこと。
日本の学校制度とは異なる発想に、羨ましさを感じました💪🌿
まとめ
スウェーデンでの滞在期間は本当に充実していました。
スーパーでの買い物から美味しい食事、充実した医療福祉、そして多様性を尊重する社会や教育システムなど、北欧の魅力を多角的に体験することができました。
街を歩けば、北欧デザイン溢れる美しい街並みと出会い、温かい人々との交流もありました。
例えば、ある日現地の方が「私の祖母は日本語ができるのよ、コンニチハでしょ！」と話しかけてくれて、その温かさに心がときめきました🥺
そんな素敵なスウェーデンの滞在を終え、次の目的地ノルウェーへの期待を胸に私たちはアーランダ空港へ向かいます。
しかし、まさかこの後、ノルウェーのオスロ空港で人生最大の危機が訪れるとは、この時の私たちは知る由もありませんでした…。
次回予告
次回は、そのオスロ空港での予期せぬ出来事についてお話しします。お楽しみに！
前田 啓人 : ライター（リラトレトレーナー）
東京都中野区生まれ。理学療法士。
2013年に国家資格の理学療法士免許取得後、病院（急性期、回復期、療養、訪問）、デイサービス、訪問看護ステーションで10年臨床経験を重ね、2023年4月にリラトレ トレーナーとしてリラトレを開業。
3月にタイ現地にて政府認定タイ式マッサージのインストラクターの資格を取得。
2024年より整形外科クリニック勤務。4月大学院（保健医療学修士課程）入学。
野球と筋肉が好きなオタク。
リラトレで出来ること
① お話を伺って、病院受診が必要かどうかのご提案が出来ます。
② 痛めた直後の場合、痛めた箇所の周りの箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所への負担を楽に出来ます。
③ 痛めてからしばらく経っている場合、痛めた箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所そのものを楽に出来ます。
④ なぜその場所を痛めたのか、間接的な原因を探り、その原因へのアプローチをすることが出来ます。
⑤ ご自身で行える対処方法のご提案が出来ます。
ご予約はこちら
お体についてお悩みの方、ぜひお待ちしております。
宜しくお願いします。
リラトレトレーナー 前田 啓人
